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解決事例

リスクを最小限にするための契約書を作成した事例

お悩みの問題:不動産トラブルその他
担当弁護士:根來 真一郎

事例

不動産業を営んでいる依頼者の方から、
「典型的ではない少し珍しい契約を結ぶので、契約書を作成してもらうことはできますか。」
「金額的にも大きな契約なので、慎重に作成をしたい。」
「将来的にリスクが発生する可能性があるので、リスクを最小限にする内容の契約書にしていただきたい。」
というご相談をお受けしました。

解決までの道筋
ご相談をお受けしてすぐに契約書の内容を検討させていただきました。
本件は、規律する法律や監督官庁の指針に基づき、定めなければならない事項が制限されていました。そのため、規律する法律や監督官庁の指針を確認し、一つ一つどのような条項を入れるのが適切なのか経営者の方とご相談しながらお話を進めさせていただきました。

また、内容は守秘義務のため記載することはできないのですが、場合によっては依頼者の方が原因ではないにもかかわらず、依頼者の方に賠償責任が発生してしまう可能性がある契約でした。そのため、依頼者の方が賠償責任を負うリスクを最小限にするための文言を入れ内容にしました。

解決のポイント

  • 非典型的な内容の契約書の作成でしたが、ご依頼をいただいてから数日間で基本案を仕上げ、何度かの確認を経て契約書を完成させることができました。
  • 不動産に関わる契約は、短期的に問題がなくとも、時間が経過した後に問題が生じる可能性があります。そのため、将来的なリスクもふまえて契約書を作成する必要があります。
     非典型的な内容の契約書でしたが、今後のリスクを最小限にするためには準備しておくことが必要な内容でした。
  • インターネットを検索すると、様々な契約書のひな形がでてくるかもしれません。しかし、必要な契約書は取引によって異なります。
    本件のような非典型的な内容の契約書は見つかるとは思えず、また仮に見つかったとしても当方に有利なものなのか、相手に有利なものなのか、中立なものなのかの判断は、見分けることは経営者の方ではなかなか難しいと思われます。
    不動産取引の契約書は、長期的の拘束を受けることになるので有利な内容で作成することが不可欠です。
    どのような内容の契約書を作成するかは会社にとって重要な問題です。当事務所では、様々な業種の契約書の作成を担当しています。契約締結そして契約書取り交わしの時点で紛争を未然に防げるよう、契約書の確認を是非とも弁護士に相談いただければと思います。

※本事案は当事務所でお取り扱いした事案ですが、関係者のプライバシー保護等に配慮し、事案の趣旨を損なわない範囲で事実関係を一部変更している箇所がございますのでご了承下さい。

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